アフリカ開発会議控え JR相模原駅で対テロ訓練 行動・連携を確認
8月に横浜市で開かれるアフリカ開発会議(TICAD)を前に、不特定多数の歩行者が暴漢に襲われたとする訓練が12日、相模原市中央区のJR相模原駅であった。
相模原署員、市相模原消防署員、駅勤務のJR東日本社員ら計36人が参加。駅改札口で刃物を持った暴漢が歩行者を切りつけ、複数の負傷者が出たという想定で、駅員が負傷者役を保護しながら警察・消防に通報、現場で警察官に発生時の状況を伝え、負傷者役を救急隊員に引き継いだ。
救急隊員は負傷の程度に応じて搬送する順番を決めながら、負傷者役を運んだ。警察官らはさすまたや盾を使って犯人役を追い詰めて逮捕した。
終了後、相模原署の飯塚宏司署長は「テロは、海外では開催地から数十キロ離れた所で起きた例もあり、万一のときの行動や連携の仕方を知る機会になった」などと語った。
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-06-13 [
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