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むつ湾フェリーから野生イルカ写真のコンテスト 思い出写真も募集

 【青森】むつ湾フェリーの船上から撮影したイルカの写真の出来栄えを競うコンテストが、今年も開催されている。今年度で現役を退くフェリーとイルカが一緒に写った写真も募集。主催するボランティアガイドは「気軽に応募を」と呼び掛けている。
 コンテストは3年連続3回目。コロナ禍明けのフェリー集客策として企画したボランティアガイドグループ「むつ湾フェリーでいるかに会いたい(隊)」が主催する。
 毎年、陸奥湾に野生のカマイルカが姿を現す4~6月に合わせて5~7月に募集。ただ、1年目は18人から計50点、2年目は10人から計21点と、応募数が伸び悩んでいる。
 外ケ浜町とむつ市を結ぶフェリー「かもしか(2代目)」は1998年4月就航で老朽化したため、来年4月から新造船に代わる。ガイドグループ代表の三宅聡至さん(50)によると、引退するフェリーの写真を残すため、今年は募集対象に「野生のカマイルカと『かもしか』が一緒に写った写真」を加え、撮影年の限定をやめた。昨年までは、その年に撮影した「かもしか船上から写したカマイルカ」に限っていた。思い出の写真も応募してもらえば、応募作品が増えると考えたという。
 応募方法も従来のプリント郵送から手軽なSNS投稿に変更。賞名も従来の「最優秀賞」などを改め、「いるかに会いたい賞(1人・商品券2万円)」「バイバイかもしか賞(2人・同1万円)」などと親しみやすく変えた。
 三宅さんは「スマホ撮影でもOK。多少ぶれても面白い独自の構図ならOK。写真愛好家に限らず、誰でも気軽に応募して欲しい」と話している。応募は7月13日まで。審査結果は8月までに発表する予定。募集要項は「むつ湾フェリーでいるかに出会った♪フォトコンテスト2025」で検索を。

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青森:朝日新聞デジタル 2025-06-13 [Edit / 編集]

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