ふるさと納税除外 吉備中央町長「苦渋の承諾」 税収10億円減
岡山県吉備中央町は13日、ふるさと納税の返礼品「ふるさと米」をめぐり、国に指定を取り消された。取り消しは17日付。国の処分を受け、山本雅則町長は町役場で会見し、納税者や米を提供した農家らに謝罪。「総務省とは解釈の相違があるが、苦渋の決断で受け入れる」と述べた。
「事業削るしか」 国と町との認識が違ったのは、町が2019年産米から新たに農家に交付した「奨励金」。協力する農家に米代に加えて交付していた。町は当時、国に対してこの制度が「農業振興の一環」という趣旨を県を通じて事前に伝えていたという。しかし、国は奨励金も調達費用とみなし、調達費は地方税法で寄付額の3割以下という基準に違反していると判断した。
会見で山本町長は、ふるさと…
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-06-13 [
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