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きっかけは“コロナ禍”…開店前に長い列 寿司店が月に一度の『お得な販売会』 静岡市

 止まらない物価高騰のなか、月に一度“お得な販売会”に力を入れている寿司店があります。店主が抱くその“思い”とは







能地優アナウンサー:「静岡市にある飲食店です。こちら、すし居酒屋ですが、月に一度お客さんが食事をするカウンターには、ずらりとお得なお弁当やお惣菜が並ぶんです」















 のり弁当は“300円”。鯛の煮物も“300円”。天丼も“300円”。すし店のカウンターに並ぶのは30種類に及ぶお弁当や惣菜です。静岡市葵区のこちらのお店では12日、月に一度の“お得なイベント”が開催されました。
ぶっちぎり!握り櫻井 櫻井政和板長:「(コロナ禍で)業者から『魚余って困っているよ』っていうのからだった。そんな中で、じゃあこういうのをやって、ちょっと格安で出せたらいいなと思い、結構小規模から始めた。通常営業で余ってくる切れ端とかもいっぱいありますし」
 もともとはコロナ禍で材料を余らせないために始まったものの、物価高騰の今となってはお客さんにとって貴重なイベントです。















能地アナ:「開店5分前です。店の外には長い列が奥の方まで続いています」
 午後5時―。販売開始とともに、お客さんの手には続々と商品が。
静岡市民60代:「カマスとパエリア」
Q:この2つでいくらだった?
A.「700円。品数が多いのと、このお値段でというのは驚いた」
島田市民30代:「どんぶり、天津飯、のり弁、揚げ物」
Q:この4点で値段は?
A.「2100円。インスタで日にちを確認して、毎月来ている。お米もそうですけど、他の食材も高いので、こういうのを活用してちょっと楽しつつ、おいしいもの食べられて、かつ安くて、すごく個人的には満足」















ぶっちぎり!握り櫻井 櫻井政和板長
Q:喜んで皆さん買っている姿を見ると、どうですか?
A.「楽しいです。やっぱり安い安いで来てくれると面白いし、やっている甲斐がある。期待して待ってくれている人もいますし、いつやるの?っていう人もいっぱいいるので、聞いてくる人も。それは浸透して形にはなったかなと思っている」














 お得に販売していきたいという半面、コメの価格高騰で
のり弁当は200円から300円にするなど、一部商品で値上げは避けられない状況に。
ぶっちぎり!握り櫻井 櫻井政和板長:「米屋さんとの連携とか、あとは他の部分ですね、魚屋さんとか他のところで酒屋さんとかといろいろ相談して、なるべく負担がどこかに偏らないように、全体を安くできるように、いろいろ買って、いろいろ手間をかけて、安くしていくしかない」
 お客さんに喜んでもらうため、物価高騰には負けずにがんばりたいといいます。
ぶっちぎり!握り櫻井 櫻井政和板長:「通常業務の延長線上でやりたいなと思っている。うまく工夫して、皆さんが欲しがるようなものを、いっぱい用意できればと思う」
Q:どういう反応見たい?
A.「やっぱり「安!」って言ってくれるところだけですよね、見たいのは」
 次回の開催は店のインスタグラムで近日公開予定です。<br>Thumbnailhttps://www.youtube.com/watch?v=${videoId}

LOOK 静岡朝日テレビ 2025-06-13 [Edit / 編集]

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