鈴の音と鮮やか装束馬が行列「チャグチャグ馬コ」 14キロの道のり通してつなぐ人馬の絆
みちのくに初夏の訪れを告げる「チャグチャグ馬コ」が14日、岩手県滝沢市と盛岡市で開催され、馬コたちが鈴の音を響かせ行進しました。
「チャグチャグ馬コ」は人々の暮らしを支えた農耕馬の労をねぎらうことを起源とする伝統行事で、ことしは晴れやかな装束をまとった68頭が参加しました。その背に子どもを乗せた馬コは田園風景の中を「チャグチャグ」と鈴の音を響かせながら盛岡八幡宮を目指します。
途中2か所に設けられた休憩場所では見物客がニンジンを与えたり写真を撮ったりして交流を楽しみました。
ドイツ人観光客
「すばらしい。おもしろく、良い伝統だと思った。」
行列に参加した女の子
「いろいろな人が笑顔になるように手を振った。」
装束馬と子どもの4時間半の行進はことしも無事に終わり、時代を経ても変わらぬ人と馬との絆を確かめ合いました。
IBC岩手放送 2025-06-14 [
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