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ジブリアニメ「海がきこえる」7月に全国初上映へ 1993年のテレビ作品が、なぜいま?

「海がきこえる」の映画ポスター((C)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli,N)
 高知を舞台にしたスタジオジブリの青春アニメ「海がきこえる」(望月智充監督)が7月、全国の映画館で初上映される。原作は作家、氷室冴子さん(1957~2008年)。1993年に放送されたテレビ番組に、32年の時を経て光が当たる格好だ。なぜ今、「海がきこえる」なのか―。
 アニメは高知の進学校に通う男子高校生と、東京から転校してきたヒロインを軸に少年少女の心模様を描く。校舎は追手前高校がモデルで、高知市の帯屋町アーケード街や天神大橋など各地の風景も登場する。
 ジブリの新人アニメーターら若手スタッフが制作し、日本テレビ系列で93年5月5日(高知は6月13日)に放送。ただ、以降はほとんど地上波で放送されず、映像配信サービスでも見られないことから「幻の作品」とも呼ばれてきた。
 光が当たったのは昨春のこと。東京・渋谷の映画館「Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下」が6週間上映すると、…





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高知新聞 2025-06-15 [Edit / 編集]

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