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能登町 防空壕落盤事故から80年

80年前、能登町で起きた防空壕落盤事故で犠牲になった人たちの慰霊式があり、遺族や地元の子どもたちが平和の大切さを語り合いました。1945年6月15日、能登町宇出津で掘削中だった防空壕の天井や壁が崩れ、12人が犠牲になりました。去年の震災で倒れた慰霊碑も今年4月に修復され、きょうは遺族と宇出津小学校の5、6年生の代表が慰霊式に臨みました。関本満喜子さんは80年前、父が家を出ていく姿をいまも覚えていると話し、形見となった腕時計を見せながら、子どもたちに平和の輪を広げていってほしいと呼び掛けました。子どもたちは全校児童155人で折った千羽鶴を慰霊碑にささげました。戦後80年。関本さんや子どもたちはこれからも事故の記憶を風化させないために、慰霊を続ける考えです。

HAB北陸朝日放送 2025-06-16 [Edit / 編集]

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