「エビフライの日」倉敷の洋食店が「復活」 特大サイズで召し上がれ
6月21日は「エビフライの日」。一度廃止された記念日を、岡山県倉敷市の洋食店2軒が「みんなで食べようエビフライの日」として復活させる。当日1日限定で特大エビフライを限定提供する「エビ・ザ・フェス」を開く。
「エビフライの日」は香川県三豊市の冷凍食品メーカー「味のちぬや」が制定した。「6」をエビの形に見立て、「21」をフライの語呂合わせにした。
倉敷市玉島中央町で洋食店「ビストロ武田屋」を開いて約7年になる武田光男さん(36)は昨秋、この日に合わせてエビフライのイベントをしようと考えた。「洋食といえば有頭のエビフライ」と開業以来大型のブラックタイガーを使った約30センチのエビフライを看板メニューにしてきた。同市浜ノ茶屋の「洋食バンビ」にも声をかけ、企画を進めてきた。
ところが「味のちぬや」がエビフライの生産を終えたため、日本記念日協会が登録を取りやめた。ならば、とバンビと共同で「復活」を申請。このほど認められた。
フェス当日は手に入る中で一番大きかったシータイガーを1尾丸ごと約40センチの特大サイズに揚げ、定食として昼夜各10食を1800円(税込み)で出す。特大サイズ1尾と30センチ2尾から始める食べ放題は3980円で、店のインスタグラムから事前予約する。通常1900円のエビフライ定食も200円引きで提供し、当日はこの3メニューだけとする。武田さんは「これまで見たことがないようなエビフライを出す。これを機会に岡山で一番デカいエビフライを目指してきたウチの店を知って欲しい」と話している。
バンビは特大エビフライを1尾1800円で単品や定食のトッピングとして30尾提供する。
営業は武田屋が午前11時から午後3時と午後6時から10時、バンビが午前11時から午後2時半。
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-06-18 [
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