ソフトバンク和田毅さん、出身地の出雲でワインの仕込みに「初登板」

　ワイン醸造・販売の「島根ワイナリー」（島根県出雲市大社町菱根）で今季のワインの仕込みが始まり、初日の17日にはプロ野球福岡ソフトバンクホークスで球団統括本部付アドバイザーを務める和田毅さん（44）が仕込み作業に初挑戦した。
　昨季限りで現役を引退した和田さんは、出雲市出身で県立浜田高校のときに2年連続で夏の甲子園に出場した。早大でも活躍し、プロでは日米通算165勝をあげた。
　引退の際、世話になった人たちに同社のワインを贈った経緯があり、「造る過程も知りたい」と、この日の来社につながった。
　和田さんは出雲大社の神職による神事から参加。社員で、かつて和田さんやその父からも野球の指導を受けたという元高校球児の高橋大樹さん（23）から説明を受けて、搬送機にデラウェアの果実を投入。搾りたての果汁も試飲した。作業後、「フレッシュな甘みがどう変わるのか。おいしいワインができあがったころに試飲に来たい」と話した。

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島根：朝日新聞デジタル 2025-06-18 [Edit / 編集]