業務委託契約の入札予定価格 大分県が事前公表へ 入札妨害事件受け透明性強化
大分市で相次いだ入札妨害事件を受けて、大分県は業務委託契約の入札の予定価格を7月から事前に公表することになりました。
大分市では指名競争入札を巡る官製談合事件や、入札妨害事件が相次いでいます。いずれも非公表の予定価格が業者に漏れ、談合事件では市の元幹部が起訴されました。
こうした事態を受けて県は入札での不正を防ぎ透明性を確保するため、契約事務規則を一部改正しました。これによって、現在、非公表としている業務委託契約の一般競争入札と指名競争入札の予定価格について7月から全て事前公表することになりました。
予定価格の事前公表は試験的に2026年3月末まで行い、県は効果を検証したうえで2026年度以降について継続するかどうか判断するとしています。
大分放送 2025-06-20 [
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