「1人で食べることも話すこともできない」 女児の重度の麻痺は出産時に適切な処置しなかったから…3億8200万円の損害賠償求め提訴 静岡地裁
浜松医療センターで出産時に適切な処置がされず、生まれた女児に重度の麻痺が残ったとして、両親らがおよそ３億８２００万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴状によりますと、静岡市に住む女性は２０２０年４月、浜松医療センターで出産時の胎児の向きに異常がありましたが、病院側は帝王切開を行わず、分娩の進行がおよそ１９時間にわたって停止しました。その結果、生まれた女児が脳性麻痺となり、体に重度の麻痺が残ったとして、女児とその両親が浜松医療センターに対し、およそ３億８２００万円の損害賠償を求める訴えを静岡地裁に起こしました。
弁護士（両親のコメント代読）：「私たちの子は１人で食べることも、話すことも、座ることさえできない。病院や担当した医師には過ちを二度と繰り返さないようにこの先もずっと事故のことを噛みしめていってもらいたい」
病院は「見解については、裁判を通じて明らかにしていきたい」としています。
LOOK 静岡朝日テレビ 2025-06-20 [
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