羊羹食べて洋館巡ろう 街並み残る弘前、旧図書館など6棟デザイン
羊羹(ようかん)を食べて洋館巡りを――。青森県弘前市内にのこる明治~大正期に建てられた六つの洋館を、水羊羹のパッケージにした新商品が発売された。購入した観光客に実際に足を運んでもらうのが狙いという。
食品製造会社「つがる食品」(弘前市)が開発したリンゴの水羊羹「弘前ようかんめぐり」(税込み440円)。レモン果汁入りのリンゴのシロップ漬けをミキサーにかけてすりつぶし、さらに白あんを練り込んで寒天で固めた。
開発を担当した入社2年目の平山武志さん(27)は、「水羊羹よりもやわらかく、口の中に入れると舌の上ですーっと広がる感じ。糖度は40度と甘めです」。
中身の羊羹は同じだが、パッケージは全6種類ある。旧第五十九銀行本店本館や旧弘前市立図書館など市内の六つの建物をデザインに採用し、その歴史などを説明した紹介文も添えられている。
「弘前には洋館が多いよね」…
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青森:朝日新聞デジタル 2025-06-20 [
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