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朝鮮の収容所から脱出し祖国へ 88歳が高校生に語る80年前の体験

 「あの大変だった戦争が忘れられてしまうのを恐れています」。京都府南丹市の今西儀夫(のりお)さん(88)が18日、滋賀県立伊吹高校(米原市)で1、2年生230人に語り始めた。
 1936(昭和11)年、日本の植民地だった今の北朝鮮・黄州で生まれた。国民学校(小学校)で習ったのは「天皇陛下のために死ねる立派な兵隊になること」だけだった。
和音を聞き分ける授業も「訓練」 教師のこんな言葉を今も思い出す。
 体育の乾布摩擦で、「君たち…
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滋賀:朝日新聞デジタル 2025-06-21 [Edit / 編集]

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