17歳の高校生が沖に流され死亡 神奈川・鎌倉の由比ケ浜海岸
神奈川県鎌倉市の由比ケ浜海岸で22日午後6時ごろ、観光客から「沖合100メートルの海上で大人2人が流され、手をふって助けを求めているように見える」と118番通報があった。湘南海上保安署（藤沢市）などによると、波打ち際で別々に遊んでいた2人が沖合に流され、横浜市金沢区の男子高校生（17）が搬送先の病院で死亡が確認された。
海保によると、もう1人はインドネシア国籍の男性（27）=埼玉県鴻巣市=で軽い脱水症状があるが命に別条はないという。近くにいたサーファーが2人を順番に救助し、2人は救急搬送された。
事故があったのは、滑川の河口付近。当時は強風注意報がでており、波も高かったという。高校生は複数人で、インドネシア人は友人と2人で海に来ていたという。海保が事故の原因や高校生の死因を調べている。
当時、近くにいた鎌倉市のサーファーの男性（40）は「10メートルくらいの風で波も高かった。海開きの前で監視員がいないので、海辺で遊ぶ人は、岸から沖に向かう強い流れ『離岸流』に注意しないといけない」と話した。
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神奈川：朝日新聞デジタル 2025-06-23 [
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