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バス運転士不足 相模原の11路線廃止案 横浜・川崎でも減便相次ぐ

 バス運転士の時間外労働の規制が強化された、いわゆる「2024年問題」の影響が神奈川県内でも深刻になっている。運転士不足に伴い、相模原市西部の山間部では11路線の廃止が検討されている。市は乗り合いタクシーの導入など、交通網の維持を模索している。
 市交通政策課によると、24年6月、神奈川中央交通(本社・平塚市)から、バス路線の統廃合などについて協議の申し入れを受けた。同社の津久井営業所がある緑区の三ケ木(みかげ)以西の13路線のうち、乗客数が比較的多い三ケ木~相模湖駅間の2路線を除き、和田や藤野駅など発着の11路線を27年3月限りで廃止したいとの内容だった。
 市は山間部の赤字バス路線に対し、年約1億6千万円(24年度)の補助金を出し、経営や運行を支援してきた。しかし、人手不足による廃止、減便への対応は、補助金だけではどうにもならない。
乗り合いタクシーで代替へ 市は、バス車両でないと朝夕…
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-06-23 [Edit / 編集]

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