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名門・東九州龍谷バレー部に新監督 進化する高速バレーで8年ぶりの夏頂点へ

6月、新監督が就任した女子バレーの名門、東九州龍谷高校。夏のインターハイで日本一に挑むチームを取材しました。
選手たちとともに汗を流すのは、東九州龍谷高校バレーボール部の新監督、竹内誠二さん(50)です。

竹内さんは2015年にコーチに就任し、相原前監督と二人三脚で全国トップクラスのチームを作り続けてきました。そして、相原さんが国内最高峰のSVリーグのチームを率いることになったことを受け、6月から竹内さんが新たな指揮官に就任しました。
(竹内誠二監督)「最初に聞いたときは私も本当にびっくりしたんですけど、コーチをしながらもチームを背負っていく覚悟でずっとやってきたので、自分にとってもチャンスと思いました」

津久見市出身の竹内監督は、東龍のコーチ就任前、鶴崎工業や大分南など県内の男子バレー部で監督を経験してきました。しかし、全国大会優勝19度の名門チームを率いることに対してはプレッシャーがあったと話します。
(竹内誠二監督)「前監督と比べるとどうしても気後れするところは出てくると思うんですけど、私もここで11年やらせていただいているので、選手と一緒に前監督が目指していたようなプレーに持っていけたら良いかなと思います」
竹内監督はこれまでのチーム作りを継承しつつ、選手の自主性を尊重。新体制で臨む初めての公式戦となった県総体では選手たちはわずかな変化を感じていました。
(藤崎愛梨主将)「自分たちがのびのびできるようなバレーをやらせてくれるので、1人1人がやっていかなきゃいけないというところが変わったと思います」

こうした新監督のスタイルは練習で選手たちの自主性を育みました。
(源田真央副主将)「今までは先生に頼っていた部分もあるけど、今では自分たちでやろうという風に話し合っています」

伝統の高速バレーとともに磨きをかけたチームプレーで全国に挑む選手たち。エースアタッカーで、年代別の日本代表にも選ばれている2年の忠願寺も手ごたえを感じています。
(忠願寺莉桜選手)「今年は全国制覇という目標を掲げてやっているので、みんなの思いを背負って最後は決め切りたい」

インターハイのバレーボール女子は2025年8月に岡山県で開幕。新監督の目は8年ぶりとなる夏の頂点を見据えます。
(竹内誠二監督)「去年は地元中津のインターハイで全国3位という結果でしたので、一致団結して全員で全国制覇を成し遂げたいと思っています」

大分放送 2025-06-24 [Edit / 編集]

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