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コメ販売のプロは備蓄米の品質をどう見る? 今後の販売は? 岩手

岩手県内で備蓄米の販売が拡大する中、地域の米穀店でも取り扱いが始まっています。コメの販売のプロは備蓄米の品質をどのように見ているのでしょうか?

18日、岩手県遠野市の老舗米穀店「河判」に随意契約による政府備蓄米10トンが届きました。河内克倫社長は届いたばかりのコメを検査用の皿に入れて、注意深く品質を確認します。

(河内克倫社長)
「着色粒がこの皿で、はい。大体1000粒ぐらいあるんですけども、2粒あるので2等かなと」

政府がスピード感を重視したため、随意契約が成立してもどんな品種の何等米が来るのかなかなか分かりませんでした。
明治20年創業の河判の5代目となる河内社長は、全国のコメ店でつくる団体が認定する五ツ星お米マイスターProf.という県内で2人しかいない資格の保持者でもあります。

(河内克倫社長)
「香り、嗅いだ感じの香りについては、甘さ的なものはないんですけれども、糠臭さとか、古米臭だとかそういった香りはないです」
臭いの有無、見た目、そして食味など慎重に品質を見極めます。

(河内克倫社長)
「食感は悪くないんですが、少し…舌に何て言えばいいんでしょうかね。擦れるような形っていうのかな、ざらつきを感じる。粘りはあります、これ。トータル的には決して悪いものではないです。びっくりしました。むしろ」

私もいただいてみました。

(記者試食リポ)
「うん。おいしい。(本当においしいですよね)甘みがすごくあって。粘りも強くあって。おいしいですね。臭いも全然感じないですね」

IBC岩手放送 2025-06-23 [Edit / 編集]

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