水が結ぶ縁 横須賀市と愛川町がコラボし限定コースター製作
かつて神奈川県愛川町から引いた水を横須賀市が利用していた縁で、両市町の交流が続いている。このほど愛川町制70周年を記念して、双方のキャラクターを描いたコースターを製作。コラボで誕生した日本酒の購入者に配布する。
軍港で栄えた横須賀は、人口増加と事業進展で水需要が拡大。そのため旧海軍省が1921年、愛川町半原に水源地を建設し、約53キロ離れた横須賀の逸見浄水場まで水道管で水を送った。
2007年に取水は停止されたが、その後も愛川町の酒蔵が町の水を使って日本酒「よこすか無双龍」を製造するなど、交流は続いている。
コースターは愛川町産の間伐材を使い、横須賀市の「スカリン」と同町の「あいちゃん」をデザイン。酒瓶にぶら下げるひもは、半原が「糸のまち」として発展したことを踏まえ、町繊維産業会が作った組みひもを使っている。
7月1日から下記の店舗で「よこすか無双龍(4合瓶)」か「よこすか無双龍 桜と楓(かえで)(4合瓶)」を購入した先着300人に配布する。
【横須賀市内】ヨコスカスーベニアショップ▽横須賀海軍カレー本舗▽酒のデパート ヒトモト▽Bottle Shop 和酒IPPON【愛川町内】戸倉屋商店
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-06-24 [
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