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企業連携型の子育て支援開催 親子4組が交流、情報提供も 鈴鹿市 

【市の子育て支援について説明を聞く参加者ら=鈴鹿市御薗町の子育て支援センターりんりんで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は24日、同市御薗町の子育て支援センターりんりんで、企業連携型の子育て支援「ママパパのつどい」を初開催。本田技研工業鈴鹿製作所の育児休業中を含む従業員とその家族を対象に、市の子育て支援情報の提供や交流機会を提供した。
市によると、自治体と企業が連携し、従業員向けに子育て支援事業を実施するのは県内でも初めてという。
市に転入してきた子育て世帯がスムーズに市での生活になじめるよう、年4回実施する「転入ママのつどい」の企業連携版で、今回は市企業誘致推進戦略の一環としてモデル的に実施した。今後は、鈴鹿商議所を通じて取り組みを市内企業に周知していく。
この日は、4組11人の親子が参加。
子育て支援総合コーディネーターの市職員2人が、市内に子育て支援施設が9カ所あることや、共働きも安心な病児病後児保育室があることなど、市の取り組みを説明。
交流会では「行きつけの小児科はどこか」「普段はどこで子どもを遊ばせているのか」などの話題で親交を深めた。
転入4年目という同市野町1丁目の出口大稀さん(26)は現在育休中で、生後2カ月の絢都君、妻の望さん(26)と3人で参加。「市の子育て情報は知らないことばかりで参考になった。みなさんとは初対面だったが、同じ職場ということで参加しやすい雰囲気だった」と話した。

伊勢新聞 2025-06-25 [Edit / 編集]

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