松江城が1分で雲海に浮かぶ 「幻想的風景楽しんで」催し前にリハ
松江市殿町の松江城で24日、国宝の天守を雲海で包み込むイベントに向けたリハーサルがあった。国宝指定10周年を記念した企画の一つで、初日の28日を前にスタッフらが特殊な機械を使って人工的に雲海を作り出した。
イベントは「八雲立つ 雲海・松江城」。松江城天守の幻想的な風景を楽しんでもらおうと、松江市や松江観光協会などでつくる実行委員会が企画した。夜にはプロジェクションマッピングや立体音響による演出もある。
城内に張り巡らした配管に水を流して、専用ノズルを通して微細な霧を出して、雲海を発生させる仕組み。リハーサルでは、噴霧してから1分ほどで天守は雲海に包み込まれた。
企画、演出を手がける由志園デザインシステム(松江市八束町)の門脇竜也社長は「城本来の力強さを生み出すことができた。雲海の風景を通して城の魅力を楽しんでもらいたい」と話した。
雲海のイベントは28日~8月17日の土、日、祝日(8月2、3日除く)を中心に開かれる。
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島根:朝日新聞デジタル 2025-06-25 [
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