キャンプ地は温暖から冷涼へ Jリーグの開幕移行で青森が誘致ツアー
サッカーのJリーグが2026年から欧州に合わせて8月開幕に移行することに伴い、直前の夏季キャンプ地として冷涼な地域が注目される中、青森県は24日、クラブ関係者を招いたキャンプ誘致視察ツアーを開いた。26日まで行われる。J1のガンバ大阪のほかJ2の1クラブが参加し、グラウンドなどを視察した。
青森市の新青森県総合運動公園では、カクヒログループアスレチックスタジアムや補助競技場、球技場などを担当者の説明を聴きながら視察した。25日には十和田市や八戸市、26日に弘前市や鰺ケ沢町などの施設を視察する予定。
ガンバ大阪の担当者は「正直、青森にこのような素晴らしい施設があるとは知らなかったので驚きです。明日にでもトップチームを連れて来られるような環境」と評価した。一方、「気候が思っていたより暑い」と話した。今後、北海道や沖縄、欧州などを視察した上で、今秋にもキャンプ地を決定するという。
J2のクラブの担当者も「ここでやれたら素晴らしいキャンプができる」と好感触。時期は未定だが、キャンプ地は北海道か青森を念頭に検討を進めているという。
県は7月にも視察ツアーを開催し、現時点で3クラブが参加する予定という。県の担当者は「誘致は県にとって様々な交流や経済効果が生まれるというのももちろんだが、地元チームの強化にもつながるし、何よりも地元チームの応援につながるのでがんばりたい」と話した。
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青森:朝日新聞デジタル 2025-06-25 [
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