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学校休み親子で過ごす日を 志摩市が「ラーケーション制度」導入 県内初、9月1日から

【志摩市ラーケーション制度の導入を発表する橋爪市長=志摩市役所で】

【志摩】三重県志摩市の橋爪政吉市長は25日の定例記者会見で、子どもが保護者らと校外体験活動に取り組んだり、家族で一緒に過ごしたりするため平日に学校を休める、志摩市ラーケーション制度「しま・家族と過ごす学びの休日」を、県内で初めて導入すると発表した。制度開始日は9月1日。
「ラーケーション」は、「ラーニング」(学び)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語。市によると、市内では観光業に携わる人や介護・医療従事者の割合が高く、保護者と子どもの休みが合わない家庭が多いことから、子どもと関わる機会を増やす目的で、ラーケーション制度の導入を決めたという。
対象は市立小中学校に在籍する児童生徒。年度内に最大5日まで休みを取得でき、欠席扱いにならない(出席停止、忌引などとなる)。ラーケーションの日を設定するには、前日までに保護者等連絡システム「すぐーる」で報告するか、学校が指定する「所定の様式」を提出する。
橋爪市長は「この制度を活用し、家族とのかけがえのない時間を過ごす機会をつくっていただければ」と話していた。

伊勢新聞 2025-06-26 [Edit / 編集]

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