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「ほうじょう」「掛合の里」、山陰初の「防災道の駅」に選定 国交省

 国土交通省は、大規模な災害が起きた際に救援活動などの拠点となる「防災道の駅」に、鳥取県北栄町の「道の駅ほうじょう」と島根県雲南市の「道の駅掛合(かけや)の里」を選定した。山陰地方では初選定という。
 国交省などによると、防災道の駅は大規模災害発生時に、自衛隊や消防、警察などによる救助、復旧活動の拠点となる。建物の耐震化や非常用発電設備の設置、水などの備蓄、2500平方メートル以上の駐車場を備えていることなどが選定要件となっている。2021年に全国39カ所が初めて選定され、今年5月にほうじょう、掛合の里を含む40カ所が追加で選ばれた。
 ほうじょうは4月にリニューアルオープンしたばかり。北栄町の担当者は「鳥取のほぼ中央に位置し、交通の要衝にある。大規模災害時には重要な役割を果たすことができると考えている」と話す。
 島根県によると、掛合の里には今年度中には停電や断水時でも使うことができ、トラックで運べる「移動型トイレ」も設置する予定だという。担当者は「今後も関係者の意見を聞き、島根県西部などでも防災道の駅に選定されるような道の駅の設置を検討していきたい」としている。

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島根:朝日新聞デジタル 2025-06-26 [Edit / 編集]

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