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「お城EXPO」、松江で開幕 国宝五城サミットで各市長が魅力語る

 全国各地の城の魅力を発信する「お城EXPO」の特別版が28日、松江市で開幕した。会場のくにびきメッセでは、国宝の天守を持つ城がある5市の「国宝五城サミット」が開かれ、城の魅力や活用策を語り合った。
 国宝に指定されているのは、松江城、姫路城(兵庫県姫路市)、彦根城(滋賀県彦根市)、犬山城(愛知県犬山市)、松本城(長野県松本市)。サミットに参加した各市長の説明によると、明治4(1871)年の廃城令で多くの城が取り壊されていったなか、この5城は地元住民の保存運動などでいまも天守が現存しているという。
 松本市の臥雲義尚市長は「戦争の砦(とりで)だったお城がまちづくりの中心になっていたり、観光、文化の象徴になっていたりするのは先人のおかげ」。リモート参加した姫路市の清元秀泰市長は「日本の文化、伝統を継承している誇りがある。教育施設として発展させていきたい」。松江市の上定昭仁市長は「より保存と活用に力を入れていかねばと実感した。5城の連携を深めていきたい」などと話した。
 お城EXPOは29日まで。観光情報コーナーでは、42団体のブースが並び、城めぐり観光や関連グッズなどを紹介している。

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島根:朝日新聞デジタル 2025-06-29 [Edit / 編集]

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