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海づくり大会へ連携強固に 知事と志摩市長、南伊勢町長が意見交換

【全国豊かな海づくり大会に向けて意見を交わす(右から)上村町長、橋爪市長、一見知事=南伊勢町の宿田曽体育館で】

【度会郡】「知事と市町長の円卓対話」が27日、三重県南伊勢町の宿田曽体育館であった。一見勝之知事と志摩市の橋爪政吉市長、南伊勢町の上村久仁町長が、全国豊かな海づくり大会や水産業の未来をテーマに意見を交わし、両市町の住民ら130人が耳を傾けた。
11月9日に開催される大会の式典行事は志摩市の阿児アリーナで、海上歓迎・放流行事は南伊勢町の宿田曽漁港で行われる。
橋爪市長は、6月15日に開催した150日前イベントなど、大会の機運醸成や周知を目的とした取り組みを説明。大会の成功に向けて「県や南伊勢町との連携をより強固なものにしたい」と強調した。
上村町長は「大会を契機に海のまち・志摩市と南伊勢町の魅力を広く発信したい」と話し、「かつて遠洋漁業の基地として栄えた町の歴史的背景と価値を未来へつないでいきたい」と述べたほか、大会の安全安心な開催に向けた会場整備への協力を求めた。
一見知事は「南伊勢町や志摩市と今以上に連携していきたい」とした上で、「全国の注目が集まる機会なので、食や海、自然など観光面のPRをしっかりとやっていきたい」と述べ、「会場整備費についても相談しながら県も応えていきたい」と話した。

伊勢新聞 2025-06-30 [Edit / 編集]

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