南部美人が一戸町の米を使い、地元高校生とコラボした日本酒を発売 岩手
岩手県一戸町にゆかりのある酒蔵が、一戸町内産のコメを使って製造した日本酒が完成し、販売が始まりました。ラベルを手がけたのは地元の高校生たちです。
こちらが二戸市の酒蔵、南部美人が30日販売を開始した純米吟醸「一吹」です。
一戸町に本家があるという南部美人は、地域活性化を目的に町と共同で町内産のコメを使った酒造りを行っていて、取り組みは今回で4回目です。
ラベルは今回も北桜高校の生徒が手がけていて、デザインには県北地域を示すカシオペアが輝く存在であるようにとの願いが込められています。
また今回は初めて、みたけ支援学校二戸分教室の生徒も取り組みに参加していて、酒に付属する裂き織りのチャームを製作しました。
(北桜高校生徒 釜谷月菜さん)
「お酒を造ってきた道のりと、私たちが考えたラベルと裂き織りを同時に楽しんでいただきたいと思います」
純米吟醸「一吹」は500本限定で、一戸町内の酒販店などで販売されます。
このうち裂き織りのチャームが付いた100本は、南部美人の直営店のみでの販売です。
IBC岩手放送 2025-06-30 [
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