横浜市長選 前回は自主投票の自民、今回は現職を「市連支持」で決着
自民党横浜市連は30日、8月の横浜市長選に再選をめざして立候補する現職の山中竹春氏を「市連として支持する」と発表した。党内に山中氏に批判的な議員もいることから、反対派に配慮して県連に機関決定を求めない「緩やかな支援」にとどめつつ、山中氏の応援要請に応えるあいまいな決着となった。
自民市連は前回市長選で、元衆院議員の小此木八郎氏と前市長の林文子氏の間で保守分裂の「自主投票」となり、立憲民主党が推薦し、共産党が自主支援した山中氏に敗れた。今回は佐藤茂・市連会長が「自主投票は避ける」として独自候補の擁立をめざしたが、6月3日に「時間切れ」を表明。現職支援でまとめようと模索するなか、複数の議員によると、27日の市連総務会で、執行部が「緩やかな支援」などと説明し、多数決はとらず、「市連による支持」で押し切ったという。議員の一人は「こんなことで会派を割るのはバカバカしいという思いが働いた」とこぼす。
子育て施策など評価 30日の会見で佐藤会長は山…
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-06-30 [
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