ロシア国籍の女性遺体、死因は熱中症 殴られた後、動けなくなったか
大阪市浪速区下寺2丁目の集合住宅の一室で27日に遺体で見つかったロシア国籍の女性について、大阪府警は30日、司法解剖の結果、直接の死因は熱中症だったと発表した。女性の顔には殴られたような痕があり、府警は何者かに殴られて動けなくなった後、死亡したとみて詳しい状況を調べている。
捜査1課によると、女性はこの部屋に住む職業不詳のイトウ・エレナさん(50)。解剖の結果、死亡推定は26日午前で、右手には身を守ろうとした際にできる「防御創」とみられる皮下出血があったという。
27日午後9時50分ごろ、大阪市内で別居するロシア国籍の40代夫が「妻と連絡が取れない」と安否確認のため部屋を訪れ、イトウさんを発見した。
イトウさんは寝室のベッドの上で仰向けに倒れており、その場で死亡が確認された。室内にあった3台のエアコンは作動していなかったという。
現場の部屋の玄関は施錠されていたとみられ、夫は府警に「合鍵で開けた」と説明。室内に荒らされたような跡は確認されていないという。
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大阪:朝日新聞デジタル 2025-06-30 [
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