下妻にエバラ食品グループ最大級の工場進出へ
調味料食品製造大手のエバラ食品工業(本社・横浜市)が茨城県下妻市にグループ最大級の工場を建設することが、30日明らかになった。2028年度の操業開始が計画されており、工場進出に伴う地元経済への好影響などが期待されている。
市とエバラの双方が30日、市内のしもつま中央工業団地のうち2号区画(約6・1ヘクタール)について、市開発公社と同社が同日付で土地の売買契約を結んだと発表した。取得金額は約21億円。エバラが国内製造体制の再編の一環として市公社の公募に応じた。
工業団地は国道294号と125号が交差する交通の要衝で、圏央道常総インターから車で約15分の距離にある。同社の広報担当者は「立地の良さや広大な土地を取得できることなど考慮した。複数の候補地から選んだ」と説明した。
ともに食品系のカルビーとプレジィールの2社が進出することも決まっており、公募区画はすべて完売。土地の造成工事は終わっており、今月中にも3社側に引き渡される。
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-07-01 [
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