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岡山県の国会議員の所得、平均5766万円 加藤財務相は2.2億円

 国会議員、知事、岡山・倉敷両市長、岡山県議が昨年1年間に得た所得などが6月30日、公開された。県関係の国会議員8人(衆院小選挙区4人、比例区1人、参院選挙区2人、比例区1人)の平均は5766万円。自民党の加藤勝信財務相(岡山3区)がトップで2億2593万円だった。
 加藤氏の所得の内訳は、不動産所得43万円▽給与所得2238万円▽雑所得123万円▽長期譲渡所得1億9931万円▽上場株式等の利子・配当所得256万円。報告書によると、長期譲渡所得は「親から相続した土地の譲渡」としている。次いで前年まで8年連続最多だった自民党の逢沢一郎衆院議員(岡山1区)が1億892万円、同党の山下貴司衆院議員(岡山2区)が2336万円だった。
 対象は、2024年の1年間を通して在職だった議員で、立憲民主党の津村啓介衆院議員(比例中国ブロック)は対象外。
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 伊原木隆太・岡山県知事は、知事やRSKホールディングス取締役としての給与など、社長を務めていた天満屋の配当金に加え、株式売却で得た9498万円を合わせて1億2221万円あった。
 県議は全55人(故人含む)が対象。最も所得が多かったのは自民の渡辺知典氏(浅口市・浅口郡)の3064万円で、自民の小田春人氏(井原市・小田郡)が2941万円、自民の小倉弘行氏(岡山市中区)が2663万円と続いた。
 岡山市の大森雅夫市長は、給与やマンション譲渡に伴う所得などで4078万円。倉敷市の伊東香織市長は給与などの2329万円だった。
 知事や県議、岡山、倉敷両市長の所得といった報告書は6月30日から、それぞれ県政情報室、県議会閲覧室、岡山と倉敷の両市情報公開室で公開している(金額は1万円未満切り捨て)。

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岡山:朝日新聞デジタル 2025-07-01 [Edit / 編集]

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