高校生にも選挙や政治に関心を持ってもらうための取り組み 各政党の政策を聞いたうえで模擬投票 盛岡市
参議院選挙の公示が近づく中、高校生にも選挙や政治に関心を持ってもらおうという取り組みです。
盛岡市の高校で、国会議員や政党の関係者から直接話を聞いた上で模擬投票する特別授業が行われました。
盛岡大学附属高校で1日行われた授業は、主権者教育の一環として学校が企画したもので、3年生150人が参加しました。
1日は9つの政党などから現役の国会議員や、地方議会の議員などの関係者が出席し、5分間の制限時間の中で実現を目指している政策などを訴えました。
そして模擬投票の前には発表を聞いて気になった政策などについて、生徒たちが登壇者に質問しました。
(生徒は)
「政党によって言っていることが全然違う。メリット、デメリットをしっかり考えてこの場で5分でしゃべるというのはすごいと思いました」
「その政党がどんなことをしてくれるのかを大事に聞きました」
「陸上部なのでこれから暑さが堪えてくるので暑さ対策の政策をしてほしいと思います」
生徒たちが政党などの名前を書いて一票を投じた模擬投票の結果は、今後生徒たちに公表されます。
3年生の中には18歳となり、すでに選挙権を持っている生徒もいて、参院選を前に貴重な経験となったようです。
IBC岩手放送 2025-07-01 [
Edit / 編集]