岡山後楽園、23年ぶりタンチョウ誕生 県内57羽、全国一の飼育県
日本三名園の一つ岡山後楽園(岡山市北区)で、国の特別天然記念物タンチョウのヒナ1羽が生まれた。2002年以来、23年ぶりの誕生で、計9羽になった。同園では秋から冬、タンチョウの優美な姿を間近で観賞できる「園内散策」が風物詩となっている。
岡山県郷土文化財団によると、県自然保護センター(和気町)から譲られた有精卵を同園のタンチョウが代わって抱く「托卵(たくらん)」の方法で、6月24日に生まれているのが確認された。性別はまだ分かっていない。同園には雄2羽、雌6羽がいるが、高齢化などもあり、有精卵の確保が難しいという。
ヒナは飼育ケージ内で、開園時間中の午前7時半~午後6時に公開されている。ホームページなどで近く名前の募集を始めるという。
タンチョウのヒナは今年5月、県自然保護センターでも1羽生まれている。岡山は全国一のタンチョウ飼育県で、県内4施設で計57羽になった。
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-07-02 [
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