震災を知る最後の沿岸の市長、山本正徳宮古市長が退任 市職員約130人が見送る 岩手
東日本大震災当時、現職だった沿岸最後の市町村長が引退です。
宮古市長を4期16年を務めた山本正徳氏が2日、退任しました。
退任式は市の職員およそ130人が出席し、山本正徳市長を見送りました。
山本市長は2009年に宮古市長選に初当選し、4期16年にわたって宮古市政のかじ取り役を務めてきました。
2011年に発生した東日本大震災の後は、復興に向けた陣頭指揮を執ってきました。
(山本正徳氏あいさつ)
「皆さんのおかげで私の市長生活は非常に充実したものだったと思っており、皆さんに感謝をして終わりたい」
山本市長の退任により、沿岸の12市町村で震災当時現職だった市町村長はゼロになります。
IBC岩手放送 2025-07-02 [
Edit / 編集]