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信長おひざ元でご当地検定開催へ 成績順に大将、旗本、足軽の資格

 戦国武将・織田信長が安土城を築き始めてから来年で450年となるのを前に、城跡がある滋賀県近江八幡市で今秋、ご当地検定「築城450年 安土信長検定」が開催される。主催者は「近世の礎を築いた信長に思いをはせる機会に」と期待する。
 安土城築城450年のプレイベントで、今年11月16日午前10時半~正午の1回限りの検定だ。市民らでつくる任意団体「はちまん・あづちふるさとアカデミー」が主催する。
 対象は信長に関心がある人。安土城と近江地域を中心に、信長にかかわる事績から100問を出題する。アカデミーの会員たちが問題の素案を作り、戦国時代の研究で知られる歴史学者、小和田哲男・静岡大学名誉教授が監修する。
 満点は100点。80点以上の「大将級」、60~79点の「旗本級」、40~59点の「足軽級」の合格者全員に認定証を交付する。特に高得点の合格者については安土城発掘現場の現地説明会に無料で招待する方向で調整中だ。大将、旗本、足軽それぞれの資格に応じた特典も検討している。
 アカデミー代表の西村喜一さん(80)は「地元に限らず、県内外の人たちとともに信長公の事績を振り返ることで、輝かしい変革の時代へ知見を広げ、教訓を学び取る機会になればうれしい」。新たなファンを掘り起こしたいという。
 検定料は高校生以上2500円、小中学生1千円。申し込みはアカデミーのホームページで8月上旬から受け付け、締め切りは10月15日。12月中旬ごろに受検者に成績を知らせる。7月6日と27日に事前勉強会、11月16日の検定終了後に重要文化財の旧西川家住宅などをめぐる参加費4千円の「限定ツアー」がある。詳細はホームページで。問い合わせはアカデミー事務局(080・4616・6679)へ。

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滋賀:朝日新聞デジタル 2025-07-03 [Edit / 編集]

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