参院選きょう公示 三重選挙区、現新4人が立候補へ 県選管リハーサル
【受け付けのリハーサルをする県選管の職員ら=県庁講堂で】
参院選が3日、公示される。三重選挙区(改選数1)には、現職と新人の計4人が立候補する予定。候補者らは立候補届け出の手続きを済ませた後、出陣式などで「第一声」に臨む。
三重選挙区への立候補を予定しているのは、立憲民主党新人の小島智子(64)▽参政党新人の難波聖子(45)▽NHK党新人の橋本博幸(42)▽自民党現職の吉川有美(51)=50音順―の4氏。
小島氏は3日午前9時に津駅東口で開く出陣式で第一声。立民前幹事長の岡田克也氏らが応援弁士を務める。津市内などで遊説し、夜は名張市内で開かれる個人演説会に出席する。
難波氏は自らが立候補届け出の手続きを済ませた後、東員町内の選挙事務所に戻って出陣式に臨む。その後は同町や桑名市のショッピングセンター周辺などでの街頭演説を予定している。
橋本氏も自らが立候補届け出の手続きをする。その後は県庁付近で第一声に臨むほか、津駅西口付近でも街頭演説を予定している。知人らの協力を得て、選挙ポスターの掲示などにも励む。
吉川氏は3日午前9時半から、四日市市民公園(同市安島1丁目)で開く出陣式で第一声。その後は同市内を中心に街頭演説や企業回りなどに臨む。神社での個人演説会も予定している。
県選管は2日、立候補届け出の受け付け会場となる県庁講堂でリハーサルを実施した。職員ら約30人が参加し、選挙事務所に掲げる標札などの「七つ道具」を陣営に交付する手順などを確認した。
リハーサルの開始に先立ち、県選管の長尾英介委員長は「立候補届け出の受け付けは、選挙が始まる重要な手続き。一つ一つの作業を確認し、明日に備えてほしい」などと職員らに呼びかけた。
立候補の届け出は3日午前8時半から同日午後5時まで受け付ける。2日現在の選挙人名簿登録者は144万1855人(男70万394人、女74万1461人)。
伊勢新聞 2025-07-03 [
Edit / 編集]