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【白球を追う】①夏の大会に初のシード校として臨む盛岡誠桜高校 岩手

9日に開幕する夏の高校野球岩手大会。
3日から「白球を追う」と題してシリーズで注目校を紹介します。
初回は春の県大会で初めて4強入りを果たした創部10年目の盛岡誠桜です。
(練習はじめのかけ声)
「さぁ行こう!よし!」
夏の高校野球岩手大会に初のシードとして臨む盛岡誠桜。
現在は選手68人、マネージャー5人が在籍しています。
そのチームでリードオフマンを務めるのが佐々木創大選手です。
(佐々木創大選手)
「打席立てばスイッチ入って、初球打ちを一番意識している」
春の県大会でも、チームに攻撃の流れを作るため、初球から積極的に振りに行った結果、準々決勝までの3試合で6安打、8打点をマークするなど勝負強さも光ります。
(佐々木創大選手)
「最近は、チャンスでもここで決めたら勝てるという場面で打てるようになってきたので、このままの調子で続けていけたら」
続いては俊足好打の2番・今琉成選手です。
(今琉成選手)
「後ろにいいバッターが控えているのでつなぐ役を担ってきた。春は結構調子がよくて、ヒットとかも出ていた」
春の県大会の3試合でマルチヒットをマークする活躍。
そんな今選手の持ち味は50メートル5秒9の俊足です。
春の県大会では5盗塁を決めるなど、2番としてチームのチャンスメイクの役割を担っています。
(今琉成選手)
「毎試合盗塁は決めたいと思っている。自分がつないで得点できるようにしたいです」
そして春の大会からエースナンバーを背負う左腕・小又斗杏投手。
(小又斗杏投手)
「(強みは)ピンチに強い所と、コントロールとマウンドさばきなので、そこを前面に出していければいいかなと思います」
最速132キロのストレート、スライダーやツーシームなどの変化球を投げ分け、打者を翻弄します。
春の県大会準々決勝の水沢工業戦では9回を投げて被安打9、奪三振7失点2の好投で初の4強入りに貢献しました。
(小又斗杏投手)
「チームを勝たせられるピッチングを意識して、後ろにいいピッチャーたちがいるので、自分は最初から飛ばしていきたいです」
最後にチームをまとめるキャプテンの中村晴選手です。
(中村晴キャプテン)
「勢いに乗ったら止まらないチームなので、しっかり勢いっていうのをいち早く出せるように、自分から積極的に声を出してみんなをまとめ上げて頑張っていきたいと思います」
(練習終わりの言葉)
中村キャプテン「これで練習を終わります。ありがとうございました」
全体「ありがとうございました」
練習が終わると、半分以上の部員は学校からおよそ4キロ離れた寮に帰ります。
盛岡誠桜では2023年に寮を作り、現在部員の半分以上の40人が共同で生活しています。
食堂をのぞいてみると…
佐々木創大選手「めちゃめちゃ盛ります」
記者「これはおかわり自由?」
佐々木創大選手「おかわり自由です」
最近寮で流行っていることは…
佐々木創大選手「最近テストがあったので、評定の話をしています」
記者「野球以外が多い?」
佐々木創大選手「野球以外が多いですね」
選手たちがつかの間の休憩です。
そして食事の後には筋力トレーニングと野球漬けの毎日を送っています。
春の県大会、初のベスト4入で勢いにのるチーム。
節目となる創部10年目で夏の岩手大会初優勝、甲子園初出場を目指します。

IBC岩手放送 2025-07-03 [Edit / 編集]

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