近鉄、運転士の保護眼鏡を本格導入
近畿日本鉄道は1日から、乗務中の全運転士を対象に、太陽光や反射光から目を守る「保護眼鏡」を本格導入した。安全な列車運行と社員の健康保持が目的で、昨年8月から実施していた試験着用で一定の効果が確認できたという。
眼鏡は偏光レンズ付きで強い日差しや光の影響による目の疲労やストレスの軽減、視認性向上などの効果がある。
乗客への対応時やホーム歩行時は外す。レンズを跳ね上げて使用することもできる。約1300人の全運転士が対象で、ケーブル線を除く全線が着用対象路線。
1日は奈良市の近鉄大和西大寺駅などでも保護眼鏡を着用した運転士の姿が見られた。
奈良新聞 2025-07-04 [
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