木次線は「一両列車の聖地」 利活用推進協が観光PRコンセプト発表
「一両列車の聖地 木次線 ~たった一両。だから、特別。~」。島根県と、JR木次線沿線の自治体などでつくる木次線利活用推進協議会(会長・雲南市長)が観光PRコンセプトをつくり、5日、ロゴとともに発表した。今後、ポスターや時刻表、写真コンテストに使うなどして活用するという。
木次線は、宍道駅(松江市)と備後落合駅(広島県庄原市)を結ぶ延長約82キロ。JR西日本山陰支社によると、曜日や区間によって異なるが、8割程度の列車が1両編成で運行しているという。都市部から来た人たちは1両列車を見て「とても新鮮」「とてもかわいらしい」と口にするといい、それがコンセンプトのヒントになったという。
この日は、木次駅(島根県雲南市)でロゴのお披露目式があり、丸山達也・島根県知事が「1両編成が満員になり、2両にするか悩まないといけない状況に持っていきたい」とあいさつ。ロゴは、沿線の自然や、たたら製鉄が育んだ田園風景などをイメージしたという。
家族らと木次駅を訪れた広島県福山市の会社員、小村引人(おむらのぶひと)さん(42)はコンセプトについて、「列車好きにはたまらない。特別感があっていい」と話していた。
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島根:朝日新聞デジタル 2025-07-06 [
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