松江城天守、「国宝」復活の指定から10周年 観光客らに記念品配布
松江城天守(松江市)が8日、国宝指定10周年を迎えた。城内では来場者に特製の手ぬぐいや限定の御城印などの記念品が配られ、ふだんは土日祝日に限定されている天守を人工の雲海で包むイベントも開かれた。
松江城天守は戦前の国宝保存法に基づき国宝指定されていたが、戦後の文化財保護法のもとでは重要文化財となった。しかし、築造年(1611年)を裏付ける祈禱(きとう)札が見つかったことで、2015年7月8日に改めて国宝に指定された。
10周年を迎えたこの日は、午前9時に鎧(よろい)姿のまつえ時代案内人たちが本丸で勝ちどきをあげ、来場者を出迎えた。記念品を受け取った広島市の織田玲子さん(68)は「天守から望む360度のパノラマ風景がとても好き。雲海に包まれる松江城も楽しみです」と話していた。
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島根:朝日新聞デジタル 2025-07-09 [
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