大台町長選、上瀬町議が出馬表明 三重
【大台町長選への立候補を表明する上瀬氏＝松阪市役所記者クラブで】
【多気郡】三重県の大台町議会議員の上瀬裕美氏(44)＝神瀬＝は九日、松阪市役所記者クラブで会見し、任期満了（来年２月11日）に伴う同町長選に立候補すると表明した。今のところ、出馬表明は他にない。
上瀬氏はビジョンに「全ての政策を有機的に組み立てて、町をデザイン。便利でオシャレな町づくり！」を掲げ、ミッションとして「暮らしが便利であることが、健康の維持、増進に」「町のイメージとブランド力を高めます」を挙げた。
「国や県の補助事業をもっと活用し、町民の要望に即した仕組みづくりを進める」「高齢化は悪いことなのか、地域での高齢者の役割は大きい。前向きに捉えて生活支援策を打っていくことが効果的」と述べ、小中学校への国際的な教育プログラム「国際バカロレア」の導入を目指すと話した。
選挙活動について「後援会はつくらず、政治献金は受け取らない。お金をかけず手作りで挑戦する」と述べた。
上瀬氏は立命館大学卒。リクルート社を経て、同町役場で勤務。退職後に京都大学公共政策大学院を修了。令和４年の町議選にトップで初当選した。
伊勢新聞 2025-07-10 [
Edit / 編集]