慣れない内野で好守 背番号2・明誠の酒井主将「いい試合できた」
(10日、第107回全国高校野球選手権島根大会1回戦 益田翔陽6―4明誠)
明誠の背番号2の酒井駿主将(3年)は、三塁手として先発出場した。本来は捕手。しかし、課題の二塁送球を克服できず、6月半ばに守備位置が変更に。慣れない内野守備で、大会直前の練習試合では失策の連続。「情けなくて」と試合中に涙をこぼした。
だが、この日は無失策。一回裏1死二、三塁のピンチには三塁ゴロをさばき、本塁に突入した三塁走者を補殺する好守を見せた。
4点を追う九回表。先頭打者として打席に入った。「とにかく出塁する」とじっくりと球を見極め、四球をもぎとった。2点を返す反撃の起点をつくった。
「3年間苦しいこともあったけど、仲間といい試合ができてよかったです」。晴れ晴れとした表情で球場をあとにした。
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島根:朝日新聞デジタル 2025-07-10 [
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