練習報われ全国大会へ 中学生野球・四日市ボーイズ、いなべの2選手が抱負 三重
【日沖市長(右)を訪問したいなべ市在住の2選手=いなべ市役所で】
【いなべ】8月2―7日に大阪シティ信用金庫スタジアム(大阪府大阪市)などで開催される「第56回日本少年野球選手権大会」に三重県支部代表として出場する中学生硬式野球チーム「四日市ボーイズ(四日市トップエース)」のいなべ市在住選手らが9日、同市役所で日沖靖市長を訪問した。同チームは6月21日開催の県支部予選で優勝し、全国大会出場を決めた。
コーチによると、個の力のレベルが高く、個人の練習が力を発揮しているのがチームの強みという。県支部予選決勝の相手チームには春に敗れており、最後まで油断できない展開だったが、リードを守り切って勝利した。
鈴木漱介(そうすけ)選手(員弁中3年、右翼手、キャプテン)は「春の全国大会の予選では大敗してしまった。冬の間は厳しい練習を仲間とともに乗り越えてきた。本当につらかったが、夏の全国大会出場を決めた時は努力が報われた気がしてうれしかった」、岡虎太郎選手(大安中3年、投手)は「春の予選に負けてしまい、夏は絶対に全国大会に行きたいという思いでみんなで頑張って練習してきたので、努力が報われてよかった」と話した。
全国大会に向けて鈴木選手は「全国大会はベスト8を目指したい。一日でも長く、仲間と一緒に試合がしたい」、岡選手は「いなべの名前を背負って、全国制覇できるように頑張る」と抱負を述べた。
日沖市長は「全国大会出場、本当におめでとうございます。市民を代表して応援します。県大会優勝は地域の誉れです。持てる力を十分発揮してください。暑い中ですが、熱い戦いを期待しています」と激励した。
伊勢新聞 2025-07-11 [
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