第1シードの矢上が初戦敗退 「これが夏の大会なんだな」
(12日、第107回全国高校野球選手権島根大会2回戦 益田東7―2矢上)
昨秋の県大会で3位、今春の県大会、山陰大会で優勝し、波に乗っていた第1シードの矢上が初戦で敗れた。「これが夏の大会なんだな」。試合後、山本翔監督は1勝の難しさを口にした。
先発したエース右腕・和田蒼太投手(3年)は球威も制球もまずまずだったが、三回までに2点を失い、四回につかまった。3安打を浴びて途中降板。救援投手も打たれ、この回終了時点で7点のビハインドを背負った。
だが五回表から3番手として登板した的場櫂哉投手(3年)がストレートとカーブを駆使して相手打線を三者凡退に打ち取り、流れを引き寄せかける。
その裏、的場投手、原道夢選手(3年)が連続安打で出塁して1死二、三塁の好機に、上田侑士主将(3年)が直球を右翼にはじき返し、2点を返した。
だが、反撃もここまでだった。
「まだ全然、負けたという実感がない」。上田主将はそう言いつつ、後輩に夢を託した。「次の秋も春も勝って、圧倒的王者として夏の甲子園に行ってもらいたい」
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島根:朝日新聞デジタル 2025-07-12 [
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