セーフティ・バイシクルリーダーに セントヨゼフ高・BMXで活躍の吉村さんら委嘱 三重県警
【委嘱を受けたセントヨゼフ学園高生7人(前列)と出席者=津市半田のセントヨゼフ女子学園で】
【津】三重県警は11日、自転車の安全利用を呼びかける「セーフティ・バイシクルリーダー」に、津市半田の私立セントヨゼフ女子学園高1年の吉村想花(そな)さん(15)ら7人を委嘱した。
同リーダーは県内在学の高校生を委嘱し模範的な自転車運転や街頭活動を通じて交通安全の推進を図るもので9校目。津署管内では初めてで、自転車競技の「BMXフリースタイル・フラットランド」の国内外の大会で活躍する吉村さんと、1、2年生の模範的な自転車通学生6人に委嘱した。
同校で委嘱式があり、髙橋哲也津署長が「未来を担う若い世代を中心に幅広い年齢層に自転車の安全利用や交通安全意識の浸透を図るよう委嘱させていただく。クラスメートや地域にヘルメットの着用や交通ルールの順守を働きかけていただくことを期待します」とあいさつし、一人一人に委嘱状を交付。日本損害保険協会中部支部三重損保会会長の藤山高志・三井住友海上三重支店長からヘルメット7個が贈られた。
【髙橋署長(左端)、藤山会長(左から2人目)らにBMXの試技を披露する吉村さん(右端)=津市半田のセントヨゼフ女子学園で】
式では吉村さんがBMXの試技を披露する場面もあった。吉村さんは「高校生になると見た目を気にしヘルメットをかぶらない人を見かけるが、事故に遭った時を考え自分や家族のためにかぶることは大事。(自身の)インスタグラムでも伝えていきたい」と話した。
伊勢新聞 2025-07-13 [
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