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「関宿かるた子ども大会」白熱 亀山、関小児童が競う

【1枚の札を取り合う児童ら=亀山市関町中町の関の山車会館で】

【亀山】東海道関宿まちなみ保存会(増亦肇理事長)は14日、三重県亀山市関町中町の関の山車会館で、「関宿かるた子ども大会」を開催し、地元市立関小学校の3、4年生計30人が参加した。
同大会は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「関宿」を、次世代の担い手となる子どもが関宿かるたを通じて、関宿をより理解し知ってもらうのが目的。昨年に続き2回目。
関宿かるたは平成21年、同保存会と市の協働事業として作成。関宿が東海道五十三次47番目の札所ということで、関宿を五七五七七調で、あ―んまでの46文字に「関」を入れて47文字のかるたとした。
「せ」は、「せきのやま 語源になった 関の山車(やま) 小さな町の 言葉諸国へ」、47枚目として加えた「関」は、「関宿を つなぐ今人 未来人 次の世代へ 心託して」と、一枚一枚にはそれぞれの文字に関連する絵が描かれている。
児童らは、同保存会員の詠み手の札に集中しながら、予選を勝ち抜いた6人が決勝戦に挑んだ。優勝した小学3年生の金子心香さん(8つ)は「学校の総合学習の授業でかるたを習い、家でも練習した。優勝できてうれしい」と話していた。

伊勢新聞 2025-07-16 [Edit / 編集]

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