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ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

 ドジャース・大谷翔平(31)がオールスターの恒例イベントである「ホームランダービー」に関して持論を展開した。
 日本時間15日、球宴の前日会見で本塁打競争の実施形式が変われば出場するかと聞かれると「僕が(ルールを)決めることではないですけど、球数の問題、スイング数もそうですし、飛距離に逆にフォーカスしてというか重点を置いてもいいのかなと個人的には思う」と話した。
 8人の選手が出場するダービーは1回戦、準決勝とも制限時間3分、もしくは球数制限40球に到達するまで強振し続けるため、決勝まで勝ち上がった選手は疲労困憊。本塁打競争でのオーバーワークがたたって後半戦、パフォーマンスが低下したり、故障で離脱したりするケースが頻発。フィジカルへの負担が大きいだけに、大谷やヤンキースのアーロン・ジャッジら多くの長距離砲が出場に難色を示し、毎年、メンバー選出が難航している。
 スター選手の相次ぐ辞退に加え、単に本塁打数を競う形式がマンネリ化していることもあり、全米中継されるダービーの視聴者数は右肩下がり。大谷が出場した2021年に史上7位の711万人を記録して以降、690万人、611万人と減り続け、昨季はついに545万人まで低下した。現在は米通信企業を筆頭に数社から協賛を得ているものの、このまま注目度が下がりっぱなしなら、スポンサー離れを引き起こしかねないのだ。

日刊ゲンダイ 2025-07-16 [Edit / 編集]

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