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<参院選みえ・陣営に聞く>有権者の反応に手応え 立民・小島陣営 岡田克也選対本部長

【岡田克也選対本部長】

―これまでの手応えは
本人はとても元気。しっかりと訴えています。そういう意味では手応えはありますね。多くの方に集まってもらい、話を聞いてもらっています。有権者の反応も、だんだん盛り上がっています。ただ、やはり認知度。小島智子の名前を聞いたことがあるのは、まだ4割ぐらい。これを5割、6割と高めていくことが必要です。決起集会などに出席してもらった方々を中心に、どう広げてもらえるか、という勝負になると思います。
―小島氏への評価は
もともと非常に資質のある人で、ぜひ国政にと考えてきました。今回の選挙戦では疲れているはずですが、話し始めればそういったことを感じさせません。自分の思いをぶつけている感じ。ちょっとびっくりするのは、毎回言うことが違います。普通は一定の時点から同じことを訴えるようになるのですが、彼女は毎回、話すことが違います。それだけ政治家として、やり遂げたいことがたくさんあるんだと思います。
―共産党が候補者の擁立を見送った
多くの支持者の皆さんには、小島に投票していただけると期待しています。候補者を立てなかったことには感謝しています。
―自民への「逆風」を感じることは
石破政権が何をしたいのかが分かりません。われわれは物価高への対応として、食料品の消費税を1年ないし2年、赤字国債を出さない前提でゼロ%にすると訴えていますが、自民党は2万円を配る。選挙を意識したばらまきのようなことを言っています。裏金の問題では、小島本人は裏金の問題に触れないようにしています。私は説明責任を果たしているとはとても思えませんし、「知りませんでした」で済む話ではないと主張しています。
―参政党の伸びは
気になりますね。排他的に「外国人はけしからん」と言うことには非常に違和感があります。もちろんルールを知らないとか、外国人の方が増えて問題が発生していることも事実ですが、それをうまく乗り越えていくのが政治。頭から「外国人はけしからん」と、あおるようなことを言っているのであれば違和感があります。国家主権や教育勅語を教育の中心に据えるとかの主張は、日本にとって心配です。
―特に訴えたいことは
小島は「人があって地域があり、地域があって国がある」と訴えています。また、自民党の候補は高速道路や港湾について「私がやった」と印象づけていますが、住民や首長、議員、皆が力を合わせて前に進めてきたんです。一人でできるはずはありません。そういったことを言うのは失礼だし、非常におかしな気がします。

伊勢新聞 2025-07-17 [Edit / 編集]

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