映画「NANA」の大谷健太郎監督の「演技塾」始まる 受講生募集
岡山県美作市出身の大谷健太郎監督が指導する「美作ノ国演技塾」が8月に始まる。俳優志望に限らず、自己表現に興味がある人らも対象。大谷監督は「津山を拠点に、全国に通用する俳優を育てたい」と話す。
大谷監督は大ヒット映画「NANA」（2005年公開）を監督。美作、津山両市でロケを行った映画「風の奏（かなで）の君へ」（24年公開）も手がけ、話題を呼んだ。
演技塾は、大谷監督が脚本・監督を担う映画制作を応援する「美作の国映画プロジェクト」が支援。大谷監督のオリジナルテキストを使用し、表現力などを細かく伝授する。
開講日は8月9日～10月5日の10回で、会場は津山市の城東津山シネマなど。プロ、アマ不問で高校生以上が対象。募集は25人程度で、全回受講（20人）は6万8千円（税込み）、チケット制受講（5人程度）は1回につき一般・大学生9800円（税込み）、高校生5800円（同）。申し込みの締め切りは全回受講が8月4日、チケット制受講が8月末。
受講生は終了後、12月に津山市で催される映画祭に出品予定の短編映画に出演できる。
大谷監督の念頭にあるのは、脚本家倉本聰さんの富良野塾（北海道）や、大林宣彦監督が映画の舞台にして知名度を上げた尾道（広島県）。津山を含む美作エリアに注目してもらう機会にもしたいという。
募集概要の閲覧と申し込みは、美作の国映画プロジェクトのホームページ（
https://bitotsuyama.com/mimasakanokuni-movie/acting-school）から。
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岡山：朝日新聞デジタル 2025-07-29 [
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