愛称「ビーテラス」20年以上空いていた施設、複合交流拠点に
岡山県備前市の中心部で20年以上空き状態が続いていた商業施設「旧アルファビゼン」が複合交流施設「市学びと遊びの健康プラザ」として生まれ変わり、1日にオープンする。
旧アルファビゼンは地上7階、地下2階で、同市西片上に1984年にオープン。2002年に閉店した後、市が購入した。
市は5~7階をすべて解体し、1~4階も部分解体。地下は閉鎖して延べ床面積を5分の1の約6千平方メートルに減らし、4階建ての「学びと遊びの健康プラザ」として再整備した。総事業費は約23億円。愛称は公募で「ビーテラス」と決まった。
1階は木製遊具などを置いたおもちゃ広場や子育て支援センターがあり、2階に中央公民館と片上公民館が移転する。3階は検討中、4階は通信制学校の誘致などを検討している。
7月31日に開館式があり、近くのこども園の園児たちがお祝いの歌を披露。さっそくおもちゃ広場を駆け回った。長崎信行市長は「長い間、どうするんだと言われてきた施設がやっとできてとてもうれしい。暑いさなかでもあり、ここで涼んで英気を養って欲しい」と話した。
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岡山:朝日新聞デジタル 2025-08-01 [
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