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横断歩道の安全、ショート動画で呼びかけて 富山県警がコンテスト

 歩行者がいる場合の一時停止義務など、横断歩道の交通安全をテーマに、富山県警がショート動画のコンテストを実施している。優れた作品を表彰し、SNSなどでルールの啓発に活用する。
 動画は15秒以内で、「横断歩道の手前で車が減速して止まる」「歩行者が手をあげて渡る」などの内容を想定。県内在住か、県内の学校・企業に所属する個人、グループが2作品まで応募できる。
 動画は限定公開に設定してYouTubeにアップロードし、県電子申請サービスで9月30日までに申し込む。12月に表彰式があり、優秀作品にギフトカードや交通安全グッズが贈られる。
 県警が今春実施した横断歩道に関するアンケート(回答者489人)では、歩行者がいる場合に「必ず停止する」ドライバーが70.6%、「停止しないときもある」が26.0%。横断の際に車が「だいたい止まってくれる」と答えた歩行者が44.7%、「あまり止まってくれない」が45.1%だった。
 県警交通企画課によると県内では昨年、横断歩道上の歩行者の事故が95件と過去最多で、4人が亡くなった。担当者は「家庭などでスマホで撮った動画でかまわない。見た人にルールを守ろうと思ってもらえる作品をぜひ応募して」という。詳細は県警のサイト(https://police.pref.toyama.jp/6115/kikaku/20250725.html)に掲載。

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富山:朝日新聞デジタル 2025-08-18 [Edit / 編集]

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